オオユウガギクキク科シオン属 果実
(2017年10月撮影)
ヨメナのことで勉強したのでオオユウガギクも探してみました
舌状花が細めで隙間だらけなのでオオユウガギクかな
鋸歯は粗いけどそれ程違いはないかな
花が散っているので冠毛を見てみました、ヨメナは0.5mm、オオユウガギクは0.5−1.5mmと短く図るのは無理、でもオオユウガギクは長さが不揃いなのが特徴だそうでこれも不揃いのようです
すぐ側に色が濃いのもありました、これも舌状花が隙間だらけ
総苞は浅い鐘形でそれ程変わらず
冠毛は不揃いでやはりこれもオオユウガギクのようです、今度はヨメナの冠毛をしっかり見なくては
(2016年8月撮影)
白いノギクが咲いていた、初めはシロヨメナかと思ったけど
イメージがだいぶ違う、更にシロヨメナは頭花が1.5−2cmだけどこれは3cmを超えている
総苞片は鐘形、ノコンギクは筒型でこれも除外
冠毛は見えていません、ノコンギクは冠毛が長く花の時期に見えていることもあるからこの点でも除外
冠毛が見えています、長さは計ってないけどヨメナは0.5mmと短くノコンギクは4−6mmと長く、これはオオユウガギクでしょうか、冠毛の長さは0.5−1.5mmと不揃いだそうです
長楕円状披針形の葉、基部は次第に狭くなる、欠刻状の大きな鋸歯が疎らにある
果実(2020年11月撮影)
すっかり花の終わったオオユウガギク、この日の目的は冠毛&果実
痩果先端の冠毛、長からず短からず長さ0.5〜1mm程
長さが不揃いなのも特徴です
大分長いのもありました、2mmくらいあるかな、何事にも例外はある(笑)
果実が散って周辺部だけが残り花床が見えています
随分大小がありますが大きい方が雌性花、小さいのが両性花の果実でしょうか
大きい果実で3mm程、毛が生えている、大小なのは単に出来が悪いのだけかもしれない
花床と総苞だけが残っている、まるで別の花が咲いているようです

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