(2020年9月撮影) |
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大群生していたオオイヌタデ、この空き地は元々オオイヌタデが多いですがこの見事な咲きっぷりに思わずカメラを向けました。背が高くて時には大人の背丈程になることもあります
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花穂も大きく垂れ下がる
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普通大きな穂の中で花がパラパラと咲きますがこれは穂は小さいが大部分で開いていました
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サクラタデも顔負けの見事な花序、残念ながら花の大きさは3mm程度と小さい
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2岐した柱頭は随分離れている、雄しべは外側4本、内側2本、数は定まっていないようです
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他の花を見ても雄しべの数は少なそう
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白花もあります、葯が赤くなっていますが左側が先に咲いているところを見ると段々色が落ちてくるようです
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側脈が目立つ花、黒斑はあったりなかったり
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托葉鞘には普通縁に毛がない
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(2016年8月撮影) |
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砂山に生えたタデ科の花、この仲間は何時も悩みます。これで草丈1m以上
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花は白いけどシロバナサクラタデではないし花穂が垂れ下がるのでサナエタデでもない
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披針形の細長い葉、側脈が目立ち黒斑はない。ヤナギタデかなと思って葉を齧ってみたが辛味は全く無かった
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側には黒斑のある葉を持った株もありました
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托葉鞘は筒状で縁に毛がない、でも鞘の筋が毛のように見えるんだよね。節に膨らみがあり茎に赤い斑点があるところからオオイヌタデかな。ただオオイヌタデは花穂の中にパラパラと開いた花があるけどこれは2枚目の写真のように下から整然と咲いているのが大きな疑問
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一応花もアップで撮っておこ
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こちらは別の場所、休耕田に群生しています。こちらは花穂がやや赤い、花は花穂の中にパラパラ開いてます
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葉には黒斑はない
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托葉鞘の様子は前のと同じでこれはオオイヌタデで間違いないだろ
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(2015年10月撮影) |
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休耕田に生えたオオイヌタデ、左上に見えているのがイヌタデ、全然大きさが違います。オオと付くのと付かないのとその組み合わせの野草は多くありますがこれくらい違ってくれたら区別は容易なのにね
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花穂は垂れ下がる
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白い米粒をつけたような花穂
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托葉鞘の縁は無毛、茎に斑点がある。縁が無毛なのはオオイヌタデの可能性が高そうです
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披針形の葉、これは黒斑が僅かに見えますが無いのもありました
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萼片はこれは4枚、それに対応して外側の雄しべも4本、内側に2本。雌しべの柱頭は2裂
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同じ休耕田に赤い花のもありました。背景が同じなので同じ場所だと分かります
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やはり花序が垂れ下がるが赤い、同じ花だとは思えないほど
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茎も赤い。やはり托葉鞘の縁は無毛で茎にも斑点があるようだ
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葉には大きな黒斑がある。黒斑の有無は識別点になりそうにもない
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(2014年9月撮影) |
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休耕田に群生したオオイヌタデ
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ヒエの仲間が生えているのが休耕田の名残
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花穂は大きく垂れ下がる、色は淡紅色から白まで様々
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これは柱頭は二裂、雄しべは6本見えている
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左の花は柱頭三裂、雄しべも7本
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葉に黒斑があるがないのもある、タデの仲間は一筋縄ではいかない
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托葉鞘の縁は普通毛が無い
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果実(2020年10月撮影) |
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この空き地に群生していたオオイヌタデ、9月はまだ花盛りでしたが10月にはすっかり果実期になっていました
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見かけは花の頃と変わりませんがもう花は咲いていませんでした
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萼片に包まれた果実、黒い果実が透けて見えています、萼片は時間が経つと褐色になるようです
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タデ科なのでこれは種子ではなく果実です、やや扁平で中央が窪んでいる、大きさ2mm程、艷やかですが微細な凹凸があるようです
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横から見るとやや薄いのがわかります、左側先端の白いのは花柱の跡のようです
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