オオイヌノフグリオオバコ科クワガタソウ属 白花
異型
果実・種子
(2017年2月撮影)
一面に花を咲かせたオオイヌノフグリ、なんやかんや言ってもこれは見事です
地面ギリギリにカメラを下げて撮影
これは本当に絵になります
青い花というのがいいかな、黄色い花ならここまでして撮らないかも
青空をバックに正面から撮りたかったけど背が低いので難しい
花は何となく太陽の方を向いているような気がします
(2013年1月撮影)
真夏以外は殆ど年中咲いているオオイヌノフグリ、冬でも咲いてくれるので野草ファンにとっては有り難い存在です
冬の日差しを浴びて咲く花はほんとに綺麗、これが珍しい花ならばもっと目の色を変えて撮るんだろうけどね。多すぎると価値が下がるのは何処も同じ
雄しべ2本に雌しべ1本のシンプルな構成、あまり蕊が多いのよりこの方が好み
この公園のは色が薄いのが多いのでなるべく濃いのをパチリ、何故か花の大きさはこちらの方が一回り小さい。花弁に雌しべと雄しべの影が落ちてます
白花(2018年6月撮影)
オオイヌノフグリは除草剤の影響で花が白くなったり小さくなったりすることがあるそうでこの右側のがそうでしょうか
色むらもおこしているような
右側のは蕊の形がおかしいような、左側のも花弁がよれよれしています
全く正常なのと隣り合って咲いています。除草剤の感受性に違いがあるんだろうか
4枚目左側のを拡大。蕊も花弁も形が少しおかしい
異型(2007年5月撮影)
何気なく目にしたオオイヌノフグリ、あれっなんか変。 花弁が3枚しかない
オオイヌノフグリは花事ポロッと落ちるから1枚だけ抜けたとも思えず、左右の花弁の間もないから初めから3枚のようだ
これは花弁が5枚になっていました。上側の花弁が2枚になっているようです、その分花弁1枚が小さい
果実・種子(2018年6月撮影)
オオイヌノフグリの花はしょっちゅう撮っているが果実はまだでした
まだ緑色の未熟な果実、この辺りまでは見たことがあります。まだ花柱が残っている、果実の表面に毛が生えていますが腺毛のようです
こちらは熟してきた果実、上部が裂けて種子が出てくるようです
開いてみました、白っぽい大きいのと茶色の小さいのが入っていました
白っぽい方、片側が凹んでいます、ここにエライオソームが付いているそうです
背面側には突起がある
茶色い方は大きさ1.5mm程、腹部が凹み背面には突起があるようで形状的には同じですが大きさが随分違います。白い方が未熟な種子なのかな、それにしては大きさが違いすぎる。オオイヌノフグリは自家受粉するのでひょっとして自家受粉と他花受粉の種子なんでしょうか、でもそれが一つの花に同居しているかな。自家受粉と他花受粉で獅子の大きさに違いがあるのはイヌハギで見ています

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