オオブタクサキク科ブタクサ属 果実・種子
(2018年9月撮影)
おやこんなとこにも生えていたオオブタクサ、ブタクサよりずっと少なくここでやっと3ヶ所目
1年草ですが随分背が高くなりこれで3m近くあります。半年もかからずこんなに背が高くなるんだからものすごい成長力
やはり雌雄異花で雄花序ばかり目立ちます
足元に小さな株、これで30cm程、それでも花を咲かせていた。葉が違うから決してブタクサではありません
花柄を伸ばして下向きに花を咲かせる雄花
葯が出る前は袋のようなものに収まっている
葉の上に花粉が降り積もっている。撮影中ちょっと触れると花粉が降り注いできてカメラにつかないようにするのが大変。因みにこれは裂けていませんがこれもオオブタクサの葉
雄花序基部に雌花があります、2裂した柱頭も分かる。何故か大きな株では見当たらずこの一番小さな株で見つけた
掌状に3−5裂する葉、細かく裂けるブタクサとの一番の違い
茎や葉柄に毛が密生
果実(2019年10月撮影)
高さ2m以上になるオオブタクサ
でも雌雄異花で雌花は下の方につくので撮影は容易、苞に包まれた果実、同じ場所でも未熟なのと熟したのがある
まだ未熟な果実、複雑な構造をしている
熟すると余分なのがとれて多少スッキリ
果実の大きさは1cm程、偽果だそうです
先端が尖り周囲に大きな稜が5つある
中の種子を取り出そうと思いましたが固くて割れなかった
果実(2017年11月撮影)
時には高さ3,4mにもなるオオブタクサ、1年草なので役目終了、この時期すっかり倒れている
雌雄異花で長い雄花序の基部に雌花があります、雄花序はすっかり枯れている
苞葉に包まれた果実、まだ緑色だった
総苞が固くなった偽果だそうです、普通は角状の突起があるがこれは未だ目立たない、これから伸びてくるのかな
中に黒い種子状のものがありました、5mm程の大きさ
切断すると胚乳がぎっしり、キク科なのでこれは痩果かもしれない

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