オオバタネツケバナアブラナ科タネツケバナ属 芽生え
(2018年3月撮影)
渓流の側に生えていたこれ、オオバタネツケバナかなと思いました。根生葉は10cmi以上に広がっている
未だ茎はあまり伸びていなかった、タネツケバナより花が大きいそうだが直接比較しないと分かりません
雄しべは6本だそうですがこれは4本しか無い、右側の花には短い1本が見えています。4本が長く4強雄蕊と呼ばれるそうです。6本から4本へと進化中なのかもね
名前のとおり頂小葉が大きいですが上の方だとそれ程目立ちません
下の方ほど大きくなる傾向があるようです、側小葉は1−4対
普通無毛ですがこれは下部の陵に毛が生えていました
(2016年4月撮影)
林道に一株だけポツンと咲いていたオオバタネツケバナ
これは花序がやや疎ら
頂小葉が特に大きく、側小葉は全縁か波型の粗い鋸歯がある
下の方の葉の頂小葉は円形ですが上の方ほど細長くなってきます
こちらは麓で見かけた株
花序が密集していて前のとはイメージがちょっと違います
6本の雄しべに1本の雌しべ、柱頭は扁平。やはり明るいと撮りやすいな
茎や葉柄に微毛が生える、もう殆ど無毛と言ってもいいくらいですね
芽生え(2014年2月撮影)
苔むした石の上に開いたオオバタネツケバナのロゼット、頂小葉が大きいが側小葉も冬期は浅い波状縁で短い柄があるとか
根生葉の間から見えたこれが芽生えかな
周りを探して同じようなのを見つけたが断定できず
これは本葉が3枚出ているが子葉が見えず
これが子葉をもった芽生えで間違いないようです。色の薄いのが子葉、円形というか広卵形で先端がやや窪む。第一第二本葉が出ていますが既に波状縁となっています
本葉が伸びてきてロゼット状になってきた様子、頂小葉だけ随分大きいのがわかります

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