(2015年8月撮影) |
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荒れ地に生えたオオバコ、踏み分け道などにも生えて丈夫そうですが実際は根生葉ばかりなので日光の獲得競争に弱く他の野草が生えてこないような荒れ地でないと生きていけないのが実情だとか
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花穂が長いのでセイヨウオオバコかなと思いましたが日本在来のオオバコはセイヨウオオバコから生じた雑種だそうでセイヨウオオバコとの区別は困難だとか
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花は下から咲き上がる。上の方に雌しべ下の方に雄しべが出ています
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試験官ブラシを突き出したような雌しべ
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緑色のは萼片、その上部にある褐色のが花弁でまだ開いていない
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中間辺りでは雄しべが出始め雌しべと同居、ほぼ同じ長さです
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更に下の方では雌しべがしぼみ始めている、花弁は開いている
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反り返った花弁の様子
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葯拡大、もう花粉は放出した後かな
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別の花序ではもう果実になっています。円錐形の帽子を被せたような蓋果
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(2008年4月撮影) |
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何故これを撮る気になったかは内緒
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それはともかく左はただいま花盛り、右はもう実になっている
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上の方が雌しべ、下の方が雄しべ
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雄しべと雌しべの働く時期が違って自家受粉を防いでいるとか
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果実・種子(2019年11月撮影) |
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すっかり果実ばかりになっていたオオバコ、さすがに花はもう咲いてなかった
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帽子を被った蓋果、蓋というより三角帽ですね
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帽子は果皮にあたるんでしょうか、下半分には萼片が見えている、先端に蕊の跡が残っている
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左側のは帽子がとれて種子が見えています、右側のははっきり花柱が残っている
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種子が出て空っぽになった果実
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葉っぱの上にばらまいてみました、一つの果実の中に種子は4−8個入っている
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種子の大きさは1.5−2mm程、端の方が少し窪んている。敷いている葉はオオバコの葉、腺点があるようです
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既に粘液が出ているのもありました、これでくっついて分布を広げます
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果実・種子8(2008年7月撮影) |
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三角帽子を被ったような面白い形の実
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軽く触れただけで帽子が取れ中の種が飛び出してきます
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種が水分に触れるとネバネバが出て他の物にくっつき遠くへ運ばれます
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ロゼット(2006年2月撮影) |
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オオバコはロゼットの中でも割とわかりやすい。踏みつけられても踏みつけられても生えてくるから一見強い植物のようだが実は他の環境では他の植物との競争に負けてしまい、こういう環境でないとなかなか生存できないとか。そう言う意味では人類にかなり依存した植物かも
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