オオアレチノギクキク科ムカシヨモギ属 果実・種子
ロゼット
(2006年8月撮影)
秋吉台ではヒメムカシヨモギは多いがオオアレチノギクは少ない、秋吉台では初めてでした
ヒメムカシヨモギの花序は上部で逆円錐形になることが多いけどオオアレチノギクはなんとなくまとまりがない、なので右のはヒメムカシヨモギかもしれない
総苞は卵形または短い筒型、この花序に揃っている
一番の違いは舌状花が目立たないこと、目立たないだけで無いわけではなさそうだが確かに見えていない。総苞に毛が生えている
葯筒から2裂した柱頭が出ているがクルリンしてない、周りの毛のようなのは雌性の雌しべかな
真上から見てみました、筒状花が5角形しているような
茎に長短の毛が生える、葉の裏にも毛が生えているような
茎葉は狭披針形、はっきりした鋸歯がある
(2006年8月撮影)
昨日アップしたヒメムカシヨモギのすぐ側に生えていました。立ち姿はよく似てます
小さな花の付け方もよく似てる
最大の違いは舌状花が目立たないこと。これがないとほんとに地味ですね
果実(2019年9月撮影)
台地の上で生えていたオオアレチノギク、綿毛が大分出ているが花は咲いてもすぐ果実になるので明瞭な果実期はありません
まだ花が咲いていて頭花に舌状花が目立たないのでオオアレチノギク、ヒメムカシヨモギ程多くはないのでこれは場所で覚えていましたが
大きさ5mm程の綿帽子、淡褐色をしている
一部取り除いてみました、痩果の長さは1mm強、でも細長いせいかもっと大きく感じた、縦溝があり毛も生えているのがギリギリ分かるかな
この頃はまだピンセットを用意してなかったのでまとめて摘んで撮影、痩果が細く粃だったかもしれない
ロゼット(2016年9月撮影)
遊歩道階段に生えていた2種類の根生葉、右がオオアレチノギク、左がヒメムカシヨモギ、花期には全体の姿も頭花もよく似ていますが根生葉はだいぶ違います
オオアレチノギクの根生葉は葉が細長く鋸歯はあまり目立たず葉柄も殆どありません
ロゼット(2009年1月撮影)

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