オミナエシスイカズラ科オミナエシ属 果実
草紅葉
(2017年7月撮影)
台地上で咲き始めたオミナエシ、秋の七草ですがススキを除いて夏の内から咲き始めます(フジバカマは無いのでヒヨドリバナで代替)
秋吉台らしく石灰岩を背景に
上部で分岐して散房状に花序をつける
花序全体は黄色く見えますがまだ開いている花は少なく小さな蕾は緑色
何もかも黄色い花なので正面から撮るとコントラストが乏しくて分かりにくい
雄しべは4本、雌しべは1本、花冠から突き出る
葯は落ちやすくこれは一つしか残っていない、柱頭が扁平なのが分かる
葉は対生し羽状に裂ける、基部に托葉があるようです
果実(2022年10月撮影)
オミナエシの果実はあまり撮ってなかったので撮ってみました、花の時より果序が大きく広がっているような気がします
オトコエシの果実より明らかに小さい
翼を持った痩果、大きさは3mm程度
まだ花柱の跡が残っていました
翼の片側に痩果が乗っかっています、手のひらにのせて撮影しようと思いましたが風はそれ程なかったのにすぐ飛び散ってしまった、翼の効果を実感(笑)
果実(2008年10月撮影)
オトコエシの実はよく見かけるけどオミナエシの実は見たことなかったな、でパチリ
大きさ3mmくらいとオトコエシの半分くらい
こちらも翼があるけどそんなに大きくはない
紅葉(2023年10月撮影)
オミナエシも紅葉していた
鮮やかではないけどそれ程黒っぽいこともなく
草紅葉(2008年10月撮影)
葉も赤くなることがあるようです

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