オカウツボハマウツボ科ハマウツボ属 白花
芽生え
(2016年5月撮影)
今年もいつもの場所に咲いていたオカウツボ、でもこれは帰り道で見つけた株、本来なら真っ先に見つけないといけないのにね。道路を歩いているとどうしても片側だけに注意が行くので偶々反対側にあったりすると見逃したりします
ヨモギ類に寄生しますがこれは周辺にヨモギがなく根本に見えているのはノアザミ、これに寄生しているかどうか分かりませんが他の植物に寄生することもあるのかな
青紫の色はとても綺麗だけど寄生植物というイメージがあるのでちと不気味
中を見ようと花弁を引っ張ってみたら花弁と一緒に雄しべもそっくり抜けてしまった
雌しべはしっかり残っています、花柱が紫色、下に大きな子房が見えています
扁平で大きな柱頭は2裂している
(2012年6月撮影)
突然出現した感のあるオカウツボ
結構多く咲いていてこの辺り数カ所で見ることが出来ました
オトコヨモギ(左側葉の先端がギザギザしてる)に寄生するそうですがオトコヨモギは幾らでも生えているのにな
寄生植物でイメージは悪いですが青紫の色はほんとにいい
ハマウツボは花にも毛が生えているがこちらは無毛
横顔
花の奥には大きな柱頭が見えている
甲虫が訪れていました。花粉を媒介してくれるんでしょうか
花が終わるとすぐ茶色くなる
でも花が終わっても色が茶色くなるだけで形はそのまま保たれてます
葉は鱗片かし茎も無毛、ハマウツボはビッシリ毛が生えてます
シロバナオカウツボ(2023年6月撮影)
やっと見つけたシロバナオカウツボ、こんなとこに咲いていたのか、ここは何時も通っているけど反対側ばかり注意がいっていた、しかも帰りは別コースを通ることが多いし
もうすっかり終わった株もありましたが白い花も残っていてギリギリセーフ
花が白いだけでなく茎も色が薄くなっている
これも一番上まで咲き上がっている、次の機会だったら終わっていたかも
白い花、白花でも僅かに色が残ることもありますがこれは真っ白です
他はすっかり終わっている、この日も普通のオカウツボを見つけましたがこちらの方が早いんでしょうか、因みに”シロバナオカウツボ”で検索すると出てくるのはごく僅か、それを見ると平尾台ばかりのような気がします
芽生え(2017年5月撮影)
草むらの中に顔を出していたオカウツボの芽生え
葉ではないので芽生えというのもおかしいですが
頭を出したばかりの子、後方に見えているヨモギに寄生しているかな
こちらはまだ突起も開いていない、下に茎が見えています

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