(2022年6月撮影) |
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草原で多く見かけたオカトラノオ
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花序先端が垂れ下がるのが特徴、下の方から咲き始め更に上側の方が早く咲き始めます
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好きな5弁花なんですがなんたって数が多いから最近はパスすることも多かった
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白い花ですが花柱は赤く子房が緑色と意外と色がある、花糸に毛が生えています
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葉は互生で長楕円形または狭卵形、先端が尖る
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表面に短毛が密生
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山道脇に咲いていた株
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花序が直立しています、でもこんな場所にヌマトラノオが咲くわけもなくやはりオカトラノオでしょう
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花弁の数が違うのを探すのも楽しみ、これは6弁
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なんと10弁のがありました、過去記事を見ると今までの記録は7弁だから大幅記録更新
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多弁の花は下の方に出てくる傾向があるようです
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別の場所、これも真っすぐ立っています、周りにも咲いていましたが普通に垂れ下がった花序ばかりでした
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オカトラノオとヌマトラノオの雑種イヌヌマトラノオがあるそうでそれは花序は垂れ下がらないが花が疎らだそうでやはりこれはオカトラノオでしょうか。ここにも7弁花があるが花序に気を取られ撮影時は気が付かなかった
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(2022年6月撮影) |
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(2021年6月撮影) |
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荒れ地に咲いていたオカトラノオ、ここは3年程前までは掘り返されて文字通りの荒れ地でしたがだいぶ草が生えてきました、それでも土地が痩せているのかまだ地面が露出している場所も多いです
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花序を虎の尻尾に見立てての命名、白髪三千丈的な名前
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花序が横を向くので上側の方が多く咲くようです、下側のも何とか上向きになろうと花柄を伸ばしています
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花序の下の方の葉腋にも花をポツンと咲かせます、花だけを撮るならこちらの方が好都合
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長い苞、こういうのも密集した花序では撮りにくい
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普通5弁ですが6弁のも割とあります、隣の開きかけた花も6弁のようです
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蜜が溢れている
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花糸に毛が生えている、先端が膨らんでいるから腺毛のようです
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花柱に稜があるような、これは初めて確認
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(2015年6月撮影) |
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もう咲いていたオカトラノオ、他の場所はまだ蕾か蕾さえ出てないのにここは随分早い
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その内台地上や林道沿いなどで幾らでも見ることが出来ます
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さすがサクラソウ科、丹精で整った花なんだけど密集しすぎて美しさが相殺されるような
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花筒内部に毛、花糸にも毛が生えている、腺毛のようです
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普通5弁だけど一つだけ離れて咲いていたのが7弁だった
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密集している花序では花柄は分かりにくいけどな腫れていると撮りやすい、結構毛が生えている
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花柄の付け根から出ている線形のは苞でしょうか
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(2014年6月撮影) |
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この時期台地上でも林道沿いでも至るところで見られるオカトラノオ
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花穂が垂れ下がる様子を虎の尻尾に見立てて丘虎の尾、でもこの仲間でこのように垂れ下がるのはオカトラノオくらいでむしろ例外的かな
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中には垂れ下がらないへそ曲がりもいます。初心者の頃はこんなの見つけたらヌマトラノオかと悩んだがヌマトラノオは湿地らしい湿地に生えるのでこんなとこにはないですね
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花穂が伸びない変わり種も
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サクラソウ科らしい整った綺麗な花なんですがなんせ数が多いからインフレで価値が減少
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花糸に毛が生えています。花柱にグラデーションがかかってちょっぴりお洒落
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果実・種子(2017年11月撮影) |
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すっかり果実になっていたオカトラノオ、花序は横向きですが果実期には上に伸びています、種子を少しでも遠くへ飛ばす工夫でしょうか
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果序の様子が分かるように遠景を背景にしてみましたがマクロなのに遠景にピントがあっている、このカメラの欠点というより欠陥だな
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どの果実も花柱が残っている
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真ん丸な果実、萼片と花柱が残っている
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上部が開いて種子をばらまくようです
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果実を軽くつまんで種子を出してみました、黒褐色のが種子で大きさ1−1.5mmくらい
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表面に微細な突起があるのが何とかわかります
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網目模様の凹凸があるそうですが流石にデジカメでは無理
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紅葉(2310年10月撮影) |
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オカトラノオが紅葉していた、ここまで赤くなるのも珍しいかも
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特に下の方の葉が鮮やかです
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当然光に透かしてみる
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紅葉(2012年11月撮影) |
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赤く紅葉した葉、オカトラノオのようです。花穂が残っていなかったら分からなかっただろうな
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先の方だけ強く赤くなっている。他は見かけなかったしどんな株でも赤くなるとは限らないんだろうな
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