| （２０２１年９月撮影） |
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初めてのオギノツメ、この辺りにたくさん咲いていました、まづ移植ものでしょうね、日本でオギノツメ属は本種だけ
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茎は直立し高さ５，６０ｃｍ程、線状披針形の葉を対生しています
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葉腋に数個の花を輪生状につける、その姿はまるでキョンシー
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下唇に２条の龍騎がある、上唇に沿って雄しべと雌しべ
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長短２組の雄しべ、２室の葯がハッキリわかります、こうやって見るとキツネノマゴに似てないこともない
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下唇を上から、花冠外側に短毛が生えている
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雌しべ先端が下向きに曲がる、初めこれを見て２裂かと思いシソ科かなと思ってしまった
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これも２裂しているように見えました、こうやって写真で拡大してみると柱頭の膨らみが分かる
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ピントが合ってませんがやはり柱頭の膨らみが分かる、茎には下向きの短毛が生えているようです
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花冠は丸ごと落ちるようで長い花柱が残っています、柱頭はやや膨らんでいるようでこれはシソ科とは異なる、花柱に毛が生えているようです
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対生する葉は９０°ずつずれて十字対生になっている、全縁で縁がやや波状になる
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葉の裏に腺点があるようです、これもシソ科と思った理由
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| 果実・種子（２０２２年１０月撮影） |
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すっかり果実になっていたオギノツメ、花を撮ったのと同じ場所です
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花は横向きだけど果実は上向き、長さは１ｃｍ程
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まだ緑色が残っているうちは先端に花柱の跡が残っています
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上部が２裂して種子をばらまきます、幾つか見たがどれも種子は残っておらずすぐにばらまかれるんでしょうか
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裂開した果実、２室からなりそれぞれの部屋にも隔壁があるようです
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まだ緑色が残っているのを取り出してみました、もう種子は熟しているようで整然と並んでいます
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開いてみました、突起のようなへその緒が残っています、種子の大きさは１−１．５ｍｍ、扁平です
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種子表面には細かな突起があるようです
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１個だけ取り出してみました、中央部が膨らんでいるのがわかります、短毛が生えているそうだがそこまではわからない
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