(2022年3月撮影) |
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今まで見ていたオガタマノキは近所の公園の1本だけ、ここは何本か生えていました、あちらは多分自生だろうけどこちらはまず植栽、違いは無いですが。日本で自生するモクレン科の中で唯一の常緑種だそうです
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あちらは花が高い場所に咲いていて手が届かないことが多いですがこちらは目の高さにも多く咲いていました
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花弁と萼片の違いはなく12枚の花被片、内と外に別れているようで内側は赤褐色になっています。モクレン属は進化的に古い形態を残した花です
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葉腋に一つの花をつける、花柄が随分太い
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ハッキリ区別できる萼片がないのが分かります
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花被片が散り始めて蕊が露出
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蕊も古い形態を残しています、中央に多くの雌しべ、周りに多数の雄しべ、一見花被片のようですが内側に花粉を持った白い葯が見えています
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花被片が散るころでもお蕊は開かないようです、花粉が飛び散っています
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右側の花被片は雄しべと形が似ています、花被片も雄しべも進化的には葉が変化したもの、似ていてもおかしくない
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(2016年3月撮影) |
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公園に1本だけ生えているオガタマノキ、花の少ないこの時期に咲いてくれるので毎年撮ってます
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花は決して小さくないし数も多いんだけど意外と目立ちません
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大きさは3cm程、基本的には白い花です
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花弁と萼片の違いはなく花被片は12枚程
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花被片基部裏側は紅紫色、花柄が随分太い
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(2013年3月撮影) |
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オガタマノキが花を咲かせていました。今まで見てきた中で一番多く咲いていたような
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花は決して小さくもなく地味でもないけど常緑の葉の為近寄らないと目立ちません
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白い花弁の裏側がうっすら赤く薄化粧をしたよう
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花は開いてもあまり蕊は見せてくれません
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花弁が半分落ちていたので蕊をドアップ、モクレンの仲間らしい原始的構造をしています
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果実・種子(2023年11月撮影) |
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地面に多数の果実が落ちていた、もう随分前ですが11月末見た時はまだ落果してなかったのにな、11月中旬に強風が吹いたことがあったからその頃落ちたか
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モクレン科らしい果実、種子が入ったまま落果したら鳥に食べてもらえないかも
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果実表面はゴツゴツブツブツ、木についていた頃は赤く熟します
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一つの果実に数個の種子が入っている
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色と言いシワシワの様子というもう梅干し(笑)、これは仮種皮
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仮種皮を取り除いてみると巾着袋のような種子、表面は割りと滑らかで縦溝が入る
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果実・種子(2007年11月撮影) |
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赤く熟した果実
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種子が出てくると茶色くなる
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前回見に行ったときはまだ実が割れた無かったのでもう一度来てみたら結構沢山なっていた実が人が採ったのか鳥が食べたのか殆ど残っておらずかろうじてこれだけが残っていた
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皮がぱっくり割れてピンク色の種が顔を出しています
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