イワヨモギキク科ヨモギ属
(2016年7月撮影)
大分前から蕾を付けていたがやっと咲いてくれたイワヨモギ
元々地味な花ですから写真では分かりづらいですが蕾の頃と比べると膨らんできたのが分かります
茎から1,2本の花柄を伸ばして花をつけます、基部に苞葉があるようだ
頭花は球状、大きさは3,4mmでキク科らしいクルンとした柱頭が出ています
花粉も飛んでいたからカメラをあまり近づけられず
2回羽状に裂ける葉、他のヨモギの仲間とも大分違います
(2015年7月撮影)
初めてのイワヨモギ、南シベリア、中国東北部、朝鮮などに分布、国内では北海道に自生しているそうです。でも林道法面などの緑化の為外国産ヨモギに混じって侵入、日本全国で見られるようになっているようです。北海道のが広まったわけではないだろうから国内帰化ではないだろうし自生があるから外来種とも言えないのかな
本来の花期は秋だそうですがもう十分咲いています
枝先に円錐花序をつける、あまり円錐といった感じはしませんね
頭花の大きさは3,4mm、筒状花だけの花
雌しべ柱頭が突き出てクルッとカールしている
筒状花が大分開いていますが元々地味だから大して変わりはありません
葉は2回羽状に裂ける
葉柄基部は又状、托葉もあるようです

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