(2022年5月撮影) |
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藪の中に黄色いものが見えていました、こういうのは枯れ葉のことも多いのですが
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近寄ってみると花でした、これはトウダイグサ科、イワタイゲキかなと思ったが正解でした、前回見たのは某島、過去記事を見ると10年前じゃないか、あそこも随分行ってなかった。でもこんな近所に咲いているとはね、この海岸での一番の収穫
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頂部に多くの花を咲かせる
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茎頂部に数枚の葉を輪生し葉腋から花茎を伸ばして花をつける
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黄色くなっているのは花弁ではなく苞葉、オレンジ色のが腺体、その内側に雄しべ、柄が伸びた子房、先端に雌しべがあります
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雄しべが伸びています、花糸があり葯が2室
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こちらは子房の柄があまり伸びてない、花柱は3本、先端に僅かに膨らんだ柱頭があり2裂
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子房が大きくなっています、柱頭も黒くなっていて果実期のようです、もう丸いゴーヤ
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花柱は3本ですがそれぞれ2本が合着しているようにも見えます
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葉は長楕円形〜倒披針形、互生だが密につくので対生のようにも見えます、キョウチクトウの葉に似ている
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(2012年6月撮影) |
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海岸の岩場に咲くイワタイゲキ、これももう終わりかけていた
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波飛沫のかかる巨岩のゴロゴロした海岸ではもうイワタイゲキしか生えていない。こんな場所で生育するのは大変だけど環境を克服してしまえば競争相手がいなくて住み易いかも
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花自体は地味だけど周りの苞葉や葉が黄色くなって花のように見えてます
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イワタイゲキは花が割と大きくて構造が分かりやすい、と言うわけで名称を書き入れてみました
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もう子房が膨らみ始めています。丸くなったニガウリみたい
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(2010年5月撮影) |
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海と陸の境目辺りに咲いているイワタイゲキ
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でも主力はこんな岩場、こんな所によく生えるな
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他の草が全く生えられないのでのびのび育ってる
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花の時期には苞葉を黄色く染めて目立っている。地味なトウダイグサの仲間にしては随分派手
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海と空と教会と。なんか歌でも出来そう
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一目見てトウダイグサ属と分かる花
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黄色いのが腺体。その中にあるのが雄花。左側にあるのが子房でその先に雌花。右の子房は大分膨らんできている
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雄花拡大。なんだか糸に結んだリボンのようだ
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