イヌカミツレキク科シカギク属
(2018年5月撮影)
麦畑の中で咲いている白い花イヌカミツレ
麦を収穫する前に花を咲かせ果実を実らせる、イヌカミツレは小麦の穂より上にでるそうだけどここは下だな
カミツレの大きさは2cm程度、これは測ってないけど3cm以上ある・・・と思う。花の大きさだけで判断するのは難しいけどね
花床は半球形に盛り上がり舌状花が咲いている部分と蕾の部分の境目がくっきり
総苞は浅い皿型
葉は細かく裂ける、カミツレモドキは裂片の幅がもう少し広いそうだ
(2016年3月撮影)
畑の中に生えたイヌカミツレ、周りにトウダイグサ、ナズナ、ヒメオドリコソウ、カラスノエンドウが見えていますが麦畑です
多く生えている割には花を咲かせているのは少なかった。北日本を中心に麦畑などでよく見られるそうですがここも散布した小麦に種子が混じっていたのでしょうか
よく見たコシカギクは舌状花がない。カミツレよりは頭花が大きいようです
半球形の筒状花
筒状花に柱頭が覗いていますが突き出ることはなさそう。舌状花は雌花だそうだけど雌しべは見えてないな
総苞片は長楕円形〜狭三角形で縁は膜質、これは褐色になっていますが一般的な特徴かどうかは分からない
葉は2−3回羽状に細かく裂ける。カミツレモドキはここまで細かくなくやや幅広
ピントがあってませんが茎は意外と太く無毛、カミツレは芳香があるがイヌカミツレは無臭だそうです

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