イヌビワクワ科イチヂク属 黄葉
葉痕
冬芽
(2019年8月撮影)
普通に見られるイヌビワ、花なのか果実なのかよくわからないので撮るのも気分次第
雌雄異株で花嚢の外見だけでは雌雄は区別がつかない、これは黒く熟した果実が見当たらないので雄株かな
花嚢が大きく開いている、このように大きく開くのとあまり開かないのがあるような。これを見るといつもインパクトクレーターを思い浮かべる
開口部をドアップすると花のように見える
カットしてみました、花嚢内側に多数の花
雄株には雄花と虫えい花があるそうで灰色の球形のを持つのが虫えい花、右側に黄色い葯が見えるので雄花、白いのは花被片で5枚ある
花嚢下部、やはり虫えい花と雄花がある、こちらは大きな葯がはっきりわかり2つあるそうです、断面に乳液が出ている
撮影時には気が付きませんでしたが左上と右下花の中に昆虫がいました、専属のイヌビワコバチでしょうね
イヌビワコバチ拡大、雄は羽がないそうでこれは雌でしょうか
幼虫もいました。でも成虫より大きい感じがしないでもない
(2016年9月撮影)
極普通に見られるイヌビワ、口を開けていたので撮ってみました
口を開けていると言っても中を覗くのは無理
真っ二つにしてみました、中に花がビッシリ、ちっとも花らしくありませんが
花嚢入口辺りに雄花があるそうでこれは雄花かな
奥の方丸く見えているのが虫えい、中にイヌビワコバチがいます。雌は外に出ていくけど雄は一生この中で過ごす、雄にはなりたくないな(笑)
黄葉(2009年12月撮影)
まだ黄葉していないアカメガシワに混じって黄色くなっている葉、イヌビワです
これも綺麗に黄葉します
緑の葉から少しづつ黄葉していく様子、これも急速に黄色くなってくるようです
ここは公園の中だけどあちこちで見られます
背後のはキョウチクトウでこれはさすがに植栽ですがイヌビワは勝手に生えているんでしょうね
更に同じ公園内の別の場所、この日一番の黄葉でした
最後は青空バック
黄葉(2009年12月撮影)
イヌビワの黄葉もなかなか綺麗
こうして普通に見てもいいんだけど
裏から日を透かしてみると一層華やいで見える。実物より写真の方が綺麗かも
こちらはやや秋の寂しさを感じさせる雰囲気
葉痕(2007年1月撮影)
花だか果実の付け根の葉痕
顔のように見えます
冬芽(2008年2月撮影)
イヌビワは何時までも実が残っているから分かりやすい
ちょっとトーチのよう、あまりぷっくらと膨らみませんね

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