イガクサカヤツリグサ科カヤツリグサ属
(2015年8月撮影)
台地上では普通に見られるイガクサ、笹が茂っている場所では無理ですがこの場所のようにそれ程ではない場所で見られる
草丈は2,30cmくらい
茎の頂部に頭花を一つ付ける。左右に伸びているのは苞葉でこの仲間ではよく見られる
頭花を栗の毬に見立てて毬草
小穂の長さは1cmくらい、これは緑色だけど赤くなることもあるようだ。右側のは鱗片がはっきりしないな。 (追記)左側の小穂は原因不明で鱗片が増えたものだそうでイガクサに時折見られるとか
雄しべ
重なっているから3,4本に分岐して見えるのもあるけどやはり2本ですね。現地で確認しておかないと後から写真では分かりにくいこともある。色の違いは熟し方の違いでしょうか。 (追記)雌性先熟で雌しべは既に萎れているそうです

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