イチョウイチョウ科イチョウ属 芽生え
果実・種子
黄葉
雄株(2020年4月撮影)
雌雄異株のイチョウ、一昨年雌花を見つけたので雄花を探していましたが今年アッサリ見つかりました
すぐ分かるくらい多くの花を咲かせています、今まで意識して探していたけど見つからなかったのは手が届くような背の低い木ばかり見ていたせいかな、若い木だと花を咲かせないのかもしれない
未熟なバナナのような花序、これも未熟でまだ開いていないようです
房のように見えているのは葯のようで2室からなっているようです
先端のこれはなんでしょう、ここが開いて花粉が出てくるのかな、次は開いた葯を見なくては
雌株
これは一昨年見つけた雌株
今年も咲いていました、この株は毎年大量のギンナンをつけます
こちらは花の数が多い、全く無いのもありました
これは胚珠、普通2個ですが1−7個と幅があるとか。胚珠がむき出しなので裸子植物
柱頭と言っていいのでしょうか、先端が裂けています、ここから花粉が入ってきます。ただすぐ受精するわけではなく一旦花粉室に入って精子になり5ヶ月程経ってから泳ぎだして卵子と受精するとか、随分気の長い話だ
雌株(2018年4月撮影)
やっと見つけたイチョウの花、ここ数年探していたのですがなかなか見つからなかった、イチョウは幾らでもあるのにね
雌雄異株でこれは雌花、このイチョウは秋に大量の銀杏をならすから雌株は分かっていたけどこの姿もどう見ても雌花ですね
既に果実の姿、ドングリに似ているな、下世話に言えばおっぱいの形(^^;)、裸子植物なのでこれは子房ではなく胚珠、大抵2個セットになっています
突起部分が濡れているように見えます、受粉時期になると小さく開口し珠孔液で濡れて花粉を受け入れる準備をするとのことです。次は雄花を撮らなくては、葉を撮るのはすっかり忘れてた
芽生え(2015年5月撮影)
暗い林床に転がっている多数のギンナン、実はこれ狸の糞に含まれていたものなんですよ(100%の確証はないですが)。既に芽生えが始まっています
芽生えたばかりの種
白い部分が破れてなかから葉や茎の元となるのが出始めています。根より先に茎のほうが出るのかな
大分伸びてきてアスパラのよう
先端部分、まだ葉の展開はありません
一月後来てみたら大分イチョウらしい葉が広がっていました
沢山の芽生え、普通種子は休眠するのがあるのですがこれはもう一斉に発芽するんでしょうかね
も大分展開、この辺りまでは何とか種子の栄養だけで育っていけるんでしょうか。さすがにこんな薄暗い場所では無理だろうなと思っていたらやはりこの後全て枯れてしまいました
果実(2008年2月撮影)
萎びた杏のような実が幾つも落ちていたのでふと見上げるとそこにはイチョウの大木があった。ギンナンだった
果肉を取り除いてみると中からまさしく銀杏が出てきた。大分萎びていたせいか臭いはそれ程でもなかったけどその後暫く手が臭かった。果肉と書いたけどイチョウは裸子植物なのでこれは実でなく外種皮、銀杏の固い部分が内種皮、食用にする部分が胚珠だそうだ
黄葉(2009年11月撮影)
寺の境内のイチョウがやっと黄金色になってきた
高さ15mくらい、もっとあるかな。落葉したらさぞかし見事な絨毯になるだろうな、でもお寺の境内だからさっさと掃除されるかも
ちなみにコレは雌株。でも今年は全く実が生らなかった
こちらはすぐ近くの別の木。こうやって下から眺めるのも好き。これも雌株でこちらは盛大に実を生らしていたけど疎の臭いのすさまじいこと
足元は黄色い絨毯

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