エノコログサイネ科エノコログサ属
(2019年6月撮影)
田んぼ脇の舗装隙間に生えたエノコログサ、他の草に紛れず全体像が撮れるチャンスは滅多にない
茎は基部で分かれて叢生する
芒が密生するので蕊が撮りにくい、これも撮らなくなった理由の一つ、芒と書きましたが正確には小穂の柄から生じる長い突起だそうです
茶色い葯はなんとか写せましたが白っぽい柱頭は存在が分かる程度、突起は結構クネクネしている
穂の最下部にやや離れた小穂があったので拡大撮影、自分なりの解釈で文字入れしてみましたが間違っているかもしれない。第1小花の第2苞穎は小穂とほぼ同長だそうです。突起が小穂の柄から出ているのが分かります
葉や葉鞘は無毛、これは毛が生えているように見えましたがこれは毛状になった葉舌だそうです
葉鞘を外して拡大撮影してみました
田植え後の田んぼを背景に。かたや有用作物かたや雑草、でもアワの原種だとか
(2007年8月撮影)
初夏の頃から生えているけどやはりこの草は秋が似合う
茶色い蕊が出てきています
ブラシ状の雌しべ。イネ科のはみな似ているけど花粉を捕まえやすくしているんだろうな
こちらは雄しべかな

inserted by FC2 system