(2018年5月撮影) |
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林道を歩いていると時々見かけるエゴノキ、高木になることも多く花に手が届かないこともしばしばです
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それでも下向きに咲くので望遠で撮れば花の内部は写せる
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幸いここのは下の方にも咲いていた、新枝の先に長い花柄を伸ばして数個の花をつける
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白い5弁花、葯が黄色いので下から見上げた時アクセントになります
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雄しべは10本でまとまっている、その中から花柱が突き出ています。下の葉に花粉が降り掛かっている
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小さな小さな柱頭、小さな柱頭だと花柱と区別がつかないことも多いですがこれは先端部がくびれて柱頭がハッキリ分かります
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花糸は基部が曲がっている
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萼片や花柄に毛が生えている、星状毛も混じっているようです
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葉は互生で卵形、浅い鋸歯があるが全縁のもあるそうです
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後日別の場所、花が大量に落ちて気がつくこともよくあります。花冠が丸ごと落ちるのでほぼ真下に落花
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見上げると沢山の花を咲かせていた、ここは石垣の上の更に高木なので全く手が届かない
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更に別の場所、上から下まで満開状態だったので思わず撮影、青空だったら良かったんですけどね。高さの割に幹が細いのが分かります
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果実・種子(2017年9月撮影) |
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白い実がなるエゴノキ、他の樹木なら赤くなったり黒くなったりで熟するのが分かるのですがこれは白いままだから熟した程度が分からない
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果皮を剥いてみたら薄い果肉に包まれた種子が見えました。自然の状態だと果皮が割れて種子が露出してくるそうです、今年はその状態を見てみたい
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種子は一つだけ、果実の殆どを占めています
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縦に溝が入った楕円形、大きさは1.2,3mm、ヤマガラがこれを食べて地中に埋めるそうです、ヤマガラ専属のようでその為にもむしろ目立たない方がいいんでしょうね
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エゴノネコアシ(2007年6月撮影) |
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なんか奇妙な花が咲いていると思って近寄ってみたがどうも花じゃなさそう、虫こぶか。と思って中を割ってみると小さな幼虫や卵が一杯入っていた。さすがに気持ち悪くて写真には撮らなかったけど。帰ってから調べてみるとエゴノネコアシという虫こぶのようでした
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一つ一つはバナナのような形をしている。花のように見えるのも一種の擬態だろうか
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