エビスグサマメ科センナ属
(2017年9月撮影)
川沿いの所々で群生しているエビスグサ、熱帯アメリカ原産で薬用として渡来しましたがあちこちで野生化しています
葉腋に1,2個の黄色い花をつける、既に果実もなっています
花弁は5枚、マメ科だけど蝶形花ではありません
花を開いてみました、随分変わった形の葯ですね、片側に穴が開いているようでここから花粉が出るのでしょうか、不完全な雄しべもあるように見えます
花弁や雄しべが落ち果実が伸びてきていますがまだ萼は残っています
偶数羽状複葉、小葉は2−4対だが3対のが多い
葉柄基部に線形の托葉
(2015年10月撮影)
秋吉台では初めてのエビスグサ、熱帯アメリカ原産だけど江戸時代に薬用として中国から入ってきて各地で野生化しています
マメ科だけど蝶形花にはならず花弁はほぼ同型同大、大きさはだいぶ違うけど雰囲気はカワラケツメイに似ている
雄しべは10本でしょうか、雌しべがグニャッと曲がって柱頭が雄しべと向かい合っている。自家受粉でもするんでしょうか。曲がっている部分は花柱ではなく子房
萼片は緑色で5枚、雄しべは花冠から出ていないようだ
果実になる頃には真っ直ぐになるようです。先端部分がやや細くそこが花柱でしょうね
花はマメ科らしくないけど葉はマメ科らしい。偶数複葉で小葉は3,4対、倒卵形〜楕円形
葉柄に蜜腺があります

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