雌株(2017年7月撮影) |
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久しぶりに撮ってみたエビヅル、上から垂れ下がってきています
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既に青い実がなっていた、雌雄異株なのでこれは当然雌株、熟すと黒くなり割と甘い
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葡萄の房を思わせる円錐花序
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緑色の子房の上に短い花柱その先に扁平な柱頭、雌花ですが雄しべも残っている、花糸は短く曲がっている
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雄しべは脱落するか初めから無いのもあるのかな
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雄株 |
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こちらは雄株、やはり上から垂れ下がってきている
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雄花序は雌花序より密集だそうですがそれ程違いはないような
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5本の雄しべが突き出ている
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花被片が残っていました、初めて見たような気がします、開花と同時に脱落するそうです
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葉 |
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卵形から広卵状三角形の葉、これは切れ込みが大きくキクバエビヅルと言われるタイプ、西日本に多いそうです
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葉の裏はクモ毛が密生していて白っぽい
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ツルにも開出毛が密生
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雌株(2014年7月撮影) |
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ハンショウヅルの脇にエビヅルがあった
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秋吉台ではまだ見てなかった雌株だった、わざわざ探すほどのものでもないのでラッキー。他の花を見ている内に別のを見つけることはよくあります
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雌株といっても両性花だそうで雄しべがあります、でも雄花の雄しべよりはずっと短い
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雄しべとして機能しているのかな、でもこの雄しべがなかったら殆ど花には見えないな
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花軸にはくも毛が密生
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もう青い実が生っていました、秋には黒く熟す
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雄株(2014年6月撮影) |
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エビヅルが咲き始め、花序が突き出てくるから割と目立つ
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雌雄異株でこれは雄花
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雄しべだけのシンプルな構成、花糸が長い
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基部にある粒粒のようなものはなんだろ、雌しべの柱頭は一つだから痕跡というわけでもなさそう
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葉の変化は大きくこれは浅い三裂、右の小さな葉も成長すると裂けてくるのかな
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果実・種子(2017年11月撮影) |
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沢山の果実をぶら下げたエビヅル
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如何にもブドウの房らしい果実、ノブドウなんかと比べてよほどブドウらしくこちらの方に何とかブドウと名前を付けてあげたいですね、古名のエビカズラから来ているようなのでどうしようもないですが
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真ん丸で艶やかな実、一粒の大きさは6,7mm、野生の果実としては割と甘い
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果実のかなりの部分が種子で占められている、果実は甘いけど鳥に対してそうそう甘い顔は出来ない(笑)
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如何にもブドウらしい種子、大きさ5mm程で4個入っている、背中の部分に特徴的な窪みと盛り上がりがあります
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