(2016年5月撮影) |
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アヤメ属は湿地の花という印象を受けますがその代表のアヤメは比較的乾燥した場所でも生えてきます
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文目模様があるからアヤメなのかアヤメにあるから文目模様なのか
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真上から見た様子、ちょっと分かりにくいですが文目模様を隠している部分が柱頭、水玉が付いているのが内花被片です
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美しい文目模様、昆虫の蜜標なんでしょうけどね
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柱頭とは思えないような柱頭、先端が2裂
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柱頭をめくると長い葯を持った雄しべが見えます
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(2015年5月撮影) |
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林道脇で咲いていたアヤメ、湿地に生えることは稀だそうでこういう所に生えてもおかしくない
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山野の草地に自生するそうですがこの大きく派手な姿は園芸種としか思えません、実際園芸種に改良されているのもあるようです
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外花被片基部に黄色と紫色の縞模様、これが蜜標になっているんでしょうね
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内花被片を持ち上げてみると長い葯を持った雄しべ、訪問した昆虫の背中に花粉をふりかけるかなすりつけるんでしょうね
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アリが来ているから蜜も出しているんでしょうね、でも花にとっては蜜泥棒だろうな。それだけでなく攻撃性の強いアリがいると他の昆虫がやってこないだろうから花にとっては厄介者でしょうね
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果実・種子(2020年7月撮影) |
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アヤメの果実を撮ってみました、この仲間は花柱があまり一般的な花柱らしくなくてどうも果実のイメージがわかず撮っていませんでした
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まだ緑色のが多かったですがこれはかなり褐色になっていました
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3室からなっているのがわかります
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カットしてみました、まだ中の種子は未熟な緑色でした
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整然と並んでいます、まるで豆だ
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右側のは熟した種子というより未成熟だったような、左側の種子も熟すると萎んでいくようですが。熟したのを見たかったのですがこの後刈り取られました
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