アワボスゲカヤツリグサ科スゲ属
(2019年5月撮影)
県の絶滅危惧TA類に指定されているアワボスゲ、でも遊歩道脇に生えているから見るのは容易、でも殆どの人は気が付かないだろうな、私もでしたが
頂部に雄小穂、下部に雌小穂、雌が3−4個で丈夫のものは接近する、と言ってもどのスゲ属もたいていそうですが
雄小穂、あまり区別点にならないのかドアップされることはあまりないような
花柱は3岐、柱頭に毛が生えているようです。芒は果胞より同長か長い。果胞は長さ3−3.5mm、嘴の長さは1mm以下、だそうです。ヤワラスゲは嘴が長くなる
果胞は中軸に対して開出気味につくそうだ、ヤワラスゲは斜開する、これも慣れないと分かりづらい
一応葉の様子も撮っておきました
(2012年5月撮影)
絶滅危惧種のアワボスゲ、秋吉台でも少ないそうだ
泡の穂に似ているから泡穂菅、菅の仲間はどれも同じに見えますけどね
茶色く糸状に出ているのが雄しべでしょうか、花も終わりの時期のようです。よく似たヤワラスゲと違い上端が急に短い嘴状になる

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