アサザミツガシワ科アサザ属
(2022年5月撮影)
沢山の花を咲かせていたアサザ、細い葉はイグサの仲間でしょうか。かっては環境庁の絶滅危惧U類に指定されていました今は準絶滅危惧種に降格しています、でも地域によっては絶滅している場所もあると思えば通販で売られていてその流出から増えすぎて困っている所もあり強いのか弱いのかよくわかりません
特徴的な丸い葉
水面から2,3cm花柄を伸ばして花を咲かせる、T日花ですが昼頃の撮影でまだ萎れているのはなかった
倒れている花がありました、葉腋から花柄を伸ばしている様子がわかります
花全体は丸い形状ですがその中に星型の花が咲いているような2重構造
まるでフリルを広げているようです
雄しべは5本、雌しべは1本、柱頭は複雑に裂けていてあまり柱頭らしく見えません
長花柱花と短花柱花がありこれは長花柱花、異型花同士でないと結実しないそうです、花弁基部に一対の赤い斑紋がある
鼻の奥は毛が密生、花糸は赤く花柱は緑色で太い
(2016年8月撮影)
水路の中に咲いていたアサザ、流石にこれは驚いた。初めはウリ科の何かかと思ったけど丸い葉があってどう見てもアサザです
水路に藻が生えているのでそれにゴミが引っかかり他の野草が生えそこに種が流れて芽生えたのでしょうか。アサザは水の中からでは芽生えないそうです
環境省の絶滅危惧種U類にランクされていますがそれは生育に適した湖沼や溜池が減少しているためでアサザ自体は丈夫な植物のようです。通販でも販売されているようで何処かで植えられていたのが種子が流れてきたのでしょうか。植えられていたとしても水槽や池だろうし種子が水路に流れる可能性も低いんですけどね
日中だけ咲く1日花、花は水面から突き出る
円形の葉、基部は深い心形。この日の午後局所的豪雨があったようでこの水路も増水、すっかり流されたようです、幻の花となりました
(2010年6月撮影)
水面に広げた葉の間から花を咲かせたアサザ
2,3cm程顔を出しています
フリルをつけたような花弁
沢山咲いているんだけど上から撮ってもよく分からない
少し斜め上から
更に水面すれすれからのアングル。うっかり手を滑らすと池ポチャになりそうで怖い
(2009年6月撮影)
水面から顔を出して花を咲かせている。周りの丸いのが葉です
如何にも涼しげ。当日は暑くて暑くてしょうがなかったですけどね
県の絶滅危惧Tb類だそうだ
襞のあるレースをつけたような花。花の中に花があるような
蕊をドアップ。中央に花柱、雄しべの葯が面白い形をしてる

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