アラゲハンゴンソウ(キヌガサギク)キク科オオハンゴンソウ属
果実・種子
(2019年6月撮影)
道端に咲いていたアラゲハンゴンソウ
頭花の大きさは7,8cm,大きな舌状花と暗紫色の筒状花
筒状花は半球状に盛り上がる、周辺から咲いていき黄色い花粉を出した葯筒がリング状に取り囲む
2裂した柱頭も出ているのですが筒状花と同じ暗紫色なので目立ちません
こちらは筒状花が咲き始めたばかりの花、全体が円錐状になっている
葯筒や柱頭が同じ暗紫色なので区別がつかない。舌状花の雌しべはないのかな、見当たりません
総苞外片は反り返る、内片とともに毛が生えている
撮影時には気が付きませんでしたが舌状花の裏にも毛が生えている
茎は角ばっていてここにも毛が生えている、基部が赤褐色に膨らむ
葉にも毛が密生、もう何処もかしこも毛だらけ
葉の縁に丸い突起が見えています、これはなんでしょう
(2010年6月撮影)
秋吉台には似つかわしくない外来種のアラゲハンゴンソウ、別名キヌガサギク
幸い今のところそれほど広がりは見せてないけど、道路沿いだからやはり車が種を運んできたのかな
白い花はヒメジョオン、こちらはあらゆる場所で一番多く見られる
蕾が捻ったような姿をしていておもしろい。こんなのばかりではなかったけどね
果実(2019年12月撮影)
道端にあった黒く丸い集合果実、キク科なのはわかりましたが何だったかな、画面右上に黄色い花弁が残っていてアラゲハンゴンソウかなと思いました
元々筒状花部分も球状なので集合果も球状
一部とってみました、柱状に整然と並んでいるのが種子(キク科なので痩果)かと思いましたが
隙間に黒く見えているのが痩果のようです、柱状のは鱗片だそうで先端に白い毛が生えている。言う慣れば通販で物を運ぶための梱包材か、梱包材の方が多い辺りは現実の通販の品物に似てる(笑)、実際はこれ丸ごと運ばれるわけでもないだろうから役目は何でしょうね
鱗片を取った後の花床はまるで蜂の巣
葉の上に一部をばらまいてみました、葉もアラゲハンゴンソウの葉なので毛が多い
長さ3mm程の細長い痩果、縦溝がはいり稜もある
もう1枚、稜や縦溝の様子がよく分かる

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