アメリカフウロフウロソウ科フウロソウ属 芽生え
ロゼット
果実・種子
(2016年4月撮影)
普通に見られるアメリカフウロ
薄紫色の花、いかにもフウロソウ的で悪くないんですけどね、これもインフレで価値を下げている
雄しべは10本だそうですが葯は8,9個見えている
柱頭は5裂、葯は落ちたんでしょうかあまり見えていません
萼片に毛が多い、先端が棒状に尖る
葉は5深裂し更に裂片が細裂
葉柄基部に托葉、茎も葉柄も開出毛が密生
(2014年5月撮影)
ある花を撮りに来たけど既に終わっていたのでせっかくだからとアメリカフウロを撮ってみた。こんな機会じゃないとなかなか撮る気になれないし
花は可愛いけどもうどこでも見られれる雑草だし
雄しべは10本、葯がとれているのもあるけど何とか10本確認できる
隣の花は柱頭が五裂して開いている、雄しべはすっかり萎れていて雄性先熟のようだ
萼片には長い毛が生えている、先端は細い棒状突起となっている
五裂した葉、先端は更に細かく裂ける。溶岩流を連想してしまった
芽生え(2016年1月撮影)
擁壁の水抜き穴に生えてたアメリカフウロ、これは分かりやすい。奥に見えている芽生えは多分コハコベ
子葉は腎系、本葉は1枚ずつ出てきて掌状に裂ける。成長するともっと細かく裂けるからこの頃のほうが可愛いかな
擁壁と舗装の隙間にいろんな状態のがありました。これはまだ子葉だけの状態、葉柄もあまり伸びていません
根本に小さな本葉が出ています
本葉が2枚、この頃は子葉の葉柄も伸びてきて子葉は離れています
本葉が多数出る頃には子葉はなくなっています。見えているのは別の株の子葉
ロゼット(2009年1月撮影)
果実・種子(2017年5月撮影)
アメリカフウロ、花と果実
種子を飛ばす前の果実はゲンノショウコそっくりです
花柱の基部に5分果、まだ緑色の未熟な内は萼に包まれている
種子を飛ばしてもゲンノショウコのように御輿のようにはなりません
果実を下から見ると開いていて種子が見えている
ゲンノショウコは花柱が反り返って種子を飛ばしますがこちらは嘴が反り返って飛ばすようです
バネのように反った嘴、果実も嘴も長毛が生える
種子の大きさは2.5mm程、網目状の凹凸があるそうですがギリギリ分かるかな

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