アメリカアゼナアゼナ科アゼナ属
(2019年8月撮影)
田んぼで普通に見られるアメリカアゼナ、ここは水を落としていたので接近しやすかった
上唇は2浅裂、下唇は3裂、裂片の大きさに特に違いはない
4本の雄しべのうち2本は葯がない仮雄しべ、中央の2本が葯を持った雄しべでその外側に白く見えているのが仮雄しべでしょうか
雄しべから白い糸が出ているように見えます
上唇奥に突起のように見えているのが雌しべでしょうか
(2018年7月撮影)
こちらも普通に見られるアメリカアゼナ、アゼナより多いかも
アゼナとの一番の違いは葉に波状の鋸歯があること、基部も葉柄状に狭まる、アゼナは全縁
葉腋から出る花柄はアゼナより短い、こちらは鋸歯がハッキリしている
下唇の縁はアゼナに比べて青みがかかっているかな。4本の雄しべの内下側の2本は葯がなく仮雄しべとなっている。葯を持つ雄しべは見えてないかな
こちらは葯が付いているかな、でも下側。内部に毛が生えている
3裂した下唇の内、側裂片の方がやや大きいようだ、アゼナは中央裂片の方が大きいかな
横から見ても下唇はあまり垂れ下がらないようだ
(2016年7月撮影)
田圃ではアゼナの仲間が色々見られるようになりました、その中で一番多いのがアメリカアゼナ
これは休耕田の草むらの中
使われていないひび割れた田圃の中にも群生、それ程湿り気がなくても大丈夫なのかな
この仲間はどれも花はよく似ています
雄しべは4本だが下側のは葯が無く仮雄しべだとか、アゼナは完全な雄しべが4本
上唇に沿った上側の葯には花粉が出ているようですが下側のはないですね
花筒から突き出ているのは仮雄しべのようです
葉に鋸歯があるのが特徴、下の方の葉は鋸歯が波状であまり目立ちませんが4枚目の写真のように上の方はハッキリしています、葉の基部は葉柄状に細くなる、茎は稜があり無毛。アゼナは全縁で葉柄がない

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