科属 果実・種子
芽生え
(2018年9月撮影)
水路沿いに生えていたアマチャヅル、普通日陰の湿っぽい場所に生えますがここは大分意外な場所でした。葉が虫に食われることも多いけどここのはそれもなく綺麗だった
長い総状花序を出す、花が咲く順番は特に上とか下からではなくランダムに咲くようです
大きさ5mm程のガラス細工のような繊細な花
雌雄異株でこれは雄花、5本の雄しべがある、花弁の間に見えているのは萼片。この日雌株は見つからず
花糸は基部で合着して筒状になっている、花弁に細かな突起がある
雄しべは花冠からは殆ど出ない
5小葉の鳥足状複葉、葉脈が窪み粒々状の突起がある
粒々は太い毛の基部の膨らみです
(2016年8月撮影)
地面を這っているアマチャヅル、他の植物に絡まず這っているのをよく見かけます。鳥足状複葉の5小葉が格好いい
地面を這っているので花を撮るのがちと大変
花も花弁が細くてガラス細工のようで格好いい、雌雄異株でこれは雌花、雌しべは1本ですが花柱が深く3裂し3本のように見えます、先端も2裂している。雄花はこちらから
こちらは先端が3,4裂しているように見える
雌花は背後に子房の膨らみがあリます、秋の果実が楽しみ
果実・種子(2015年1月撮影)
まだ青い葉を持っているアマチャヅル、ここだけでなく他の場所でもそうでひょっとして常緑、実も最近生ったばかりのように緑色ですね
熟すと少しずつ黒っぽくなっていきます。周りのリングのようなのは萼や花冠の跡、その内側の3つの点はなんでしょうね、花柱の跡なのかな
3つの点を頂点に三つ又状に溝が出来ています。ここから裂けていきます
内側に捲れるように三角状に裂けて内部に種子が見えています
種子を見るためにとってきました
これはあまり開いていませんがやはりあの内側の3点を頂点に開いています。あの点はストッパー的な役割をしているのかな
種子は3個入っていました。表面は突起で覆われています
白い実もありましたが秕でしょうか
一見種子があるように見えますが取り出してみると中は空っぽ、やはり秕でした。指で摘むと粉々になってしまいました
芽生え(2016年1月撮影)
枯れ葉の山の上に蔓を伸ばしているアマチャヅル
左が蔓の先端辺り、芽生えでなく芽出しなんでしょうけど敢えて芽生えと言ってお
小葉はまだ十分展開していませんが鳥足状複葉の特徴が分かります
枯れ葉を除いてみました、青白い蔓が真直ぐ伸びています
葉は黄緑色で蔓も白くモヤシのような芽生え
展開する前の葉、蔓ひげも伸びている

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