アキヨシミミナグサナデシコ科ミミナグサ属 果実・種子
(2017年3月撮影)
アキヨシの名がついた2番目の花アキヨシミミナグサ、1番目はアキヨシアザミ
一番普通に見られるオランダミミナグサとは明らかに違いますがミミナグサとの区別は難しい。ここはアキヨシミミナグサが群生する場所だしミミナグサは見たことないからアキヨシミミナグサでいいだろ
まだあまり開いていません、ミミナグサの特徴である半分裂けた花弁も先端が窪んでいる程度でした。花柱は5裂、これも分かりづらい状態、少なくとも3裂ではなさそう
花柄や萼片に腺毛が混じる、よく写ってない
葉や茎に毛が多い、これは随分赤くなっている
葉の裏は更に毛が多く、こちらも腺毛が混じっているような
(2016年3月撮影)
前はコバノミミナグサと言われていましたが別種と分かり昨年アキヨシミミナグサとして登録されました
柱頭は5裂、随分伸びているから咲いてから大分だっているかも
花弁は狭倒卵形、長さ4.5−5.5mm、切れ込みは長さの1/5〜1/4、先端は鋭頭、葯の大きさ0.4mm、花弁と雄しべは無毛、コバノミミナグサは倒卵形、長さ5.5−6.5mm、切れ込み1/4〜1/3、先端鋭頭、葯は0.8−1.0mm、花弁と雄しべは有毛または無毛だそうです
萼片裏に腺毛、コバノミミナグサは腺毛がない
花柄にも腺毛が混じる
葉や茎に毛が多い。花期が長くて冬場以外は大抵咲いていますが名前が確定したのでこれからは堂々と撮れます(笑)
果実・種子(2023年6月撮影)
花も咲いていたけど果実もなっていたアキヨシミミナグサ、花期はだらだらと長い、左側で果皮が出ていますがノッペリしていて画像ミスかと思ってしまった(汗)
果実の内部に種子が見えています
種子を取り出してみました、もうこぼれたのか少なかった
大きさは1mm強あったかな、ミミナグサは1mm弱、扁平で突起が多数あります

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