アキチョウジシソ科ヤマハッカ属 果実
(2017年10月撮影)
この辺りに大群生していたアキチョウジ、何時も咲き始めばかり撮っているから盛期のを撮ってみました
ヤマハッカを引き伸ばしたような花、一方向に偏って花をつける
横から見ると腹ボテ気味ですが上から見るとホッソリ
上唇は3裂しますがヤマハッカのような斑紋はない
花冠から蕊は出てこないので下唇をとってみました、長い雄しべと同長の雌しべ、ハッキリした柱頭はなさそう
下唇にも2本の雄しべ、上側のと長さの違いはなさそう
葉は対生で狭卵形、基部は翼となって葉柄に移行する
果実(2021年10月撮影)
すっかり果実になっていたアキチョウジ、ここで満開状態の花を撮ったのが10月18日だから10日程度ですっかり果実になっていました
萼筒の中の4分果、シソ科なので種子ではなく果実、まだ萼筒は緑色ですが果実は褐色になています
まだ未熟で白いのもありました、まるで虫の卵
同じ場所に並んでいるけど右はもう褐色なのに左のはまだ白色、咲いた時期が違うのでしょうか、中間のは虫に食われているようです
4分果を取り出してみました、大きさ2mm程、微妙に大きさが違う
表面はやや凹凸がありますがほぼ平滑
凸帯が果実を一周しているようです

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