アケボノシュスランラン科シュスラン属
(2023年10月撮影)
平尾台に来るたびにここに来ていたアケボノシュスラン、まだ早いかなと思っていたけど
何時も見ていた一番花つきの良かった株、咲いていました
これは9月12日撮影時の同じ株、一月くらいかかるかなと思ったけど半月くらいで開花してくれました
これが一番開いていた一番下の花、これが精一杯かな
左右のが側萼片、中央のが唇弁、あまり突き出ない、その左右が側花弁、上のが背萼片だが目立たない
黄色く細長いのが小嘴体、先端が2裂するのがシュスラン属の特徴ですがこれはもう2裂じゃなく2本ですね
すぐ上の花もそこそこ開花
ほんのりピンク色、シュスランより淡い
(2018年8月撮影)
秋吉台では初めてのアケボノシュスラン、初めては当たり前で今まで全くその存在を知られておらず今年仲間入りしたばかりのホヤホヤの新人、この日はまだ青い蕾、1,2週間では咲かないだろうとは思ったけど一月近くかかるとは思ってもなかった。因みに他には一ヶ所で見ているだけ
(2018年9月撮影)
一月近く経ったこの日、蕾のまま立ち枯れするんじゃないかと心配になったくらい
でも一つだけ咲いていた、周りにも似たようなのがある中でこれ一つ咲いていた
確かに開花しています
内部の黄色いのは蕊柱でしょうか、薄暗い林の中なのでぶれている
(2018年10月撮影)
前回の写真があまり良くなかったのでもう一度撮りに来ました、木漏れ日が当たっていい感じ
ほんのりピンク色に染まって咲いています、総状花序で下から開いていき上の方はまだ蕾、割と長く咲いているのかな
まるで雛ののさえずり、ピーチクパーチク
ラン科だから3枚ずつの萼片や花弁がありますがどれも同じような形です。左右に見えているのが側萼片で最上部に見えているのが背萼片かな、中央に見えているのが唇弁で唇じゃなくて舌のよう、その左右が側花弁で先端が萼片に少し合着しているそうです
黄色いのが蕊柱、左右からマラカスのような突起が出ている
蕊柱を撮るのに夢中で横から撮るのをすっかり忘れてた、ややピンクがかった半透明な花被片
半分だけ虫に食われて断面が見えているのがありました、でも内部構造はよく分からず
葉は卵状楕円形で数枚互生し縁は波打つ
花をつけていない株も沢山ありました、花を咲かせるまで年数がかかるんでしょうか

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