アイナエマチン科アイナエ属 果実・種子
(2019年10月撮影)
遊歩道脇に咲いているアイナエ、花が小さいのである程度群生していないと見つけにくい。今まで見ていた群生地は2ヶ所、今年新たな群生地を見つけました。パラパラ程度なら他に何ヶ所かで見ているから意外と広く分布しているかも
10時頃の撮影、まだ開く前の花が多くこの頃から咲き初めるのかな。綺麗に四つ折り状態でこんな状態のは初めて見たような
開いた花もありましたが4裂する花冠先端がまだ立っていて開いたばかりのようです
花期は8−10月、もう果実の方が多かった
葉は対生するが節間が短いので4輪生しているように見える
50m程離れた場所にたくさん咲いていた、この場所としては多い方、上からの撮影では殆ど分かりませんが。
花冠は完全に平開しています、大きさ3mm程、内部に疎らに毛が生える
鐘形の花
こちらは開いたばかりの花、柱頭の周りに葯が4つ見えている
柱頭に毛のような突起がある
花弁と雄しべが散った花後、花柱が上部で合着している様子が分かる
(2018年10月撮影)
背の低い草むらに群生していたアイナエ、今年は咲くのが随分遅かった、例年なら9月頃から咲き始めるからその頃から探していたけど全く見つからず今年はもう咲かないかと思っていました、ここも2,3週間前に一度探していたんだけどな
初心者の頃地元の公園で見つけて名前を調べるのに苦労したから思い入れがあります、花の構造も面白いしね
茎の頂部に散形状に花をつける、小さな苞から長い花茎を伸ばしています
鐘形の花、萼は先端が4裂
花の大きさは3mm程、花冠は4裂、内部に疎らに毛が生える
雄しべは4本ですが花柱に寄り添っているので分かりにくい
寄り添う二人、じゃなくニ花、別の株です、群生していないとこんな写真は撮れません
一度に2つの花が撮れて便利、と思うけど大抵虻蜂取らずになってしまう
2本の花柱は上部で合着している、花後じゃないとこの様子が分かりません
葉は地面近くで対生するが節間が短いので4輪生しているように見えます、卵形刈ら長楕円形で短毛が生える、葉が普通より小さく見えやはり大分遅くなって出てきたせいかもしれない
果実・種子(2016年10月撮影)
この場所では初めてだったアイナエ、多分台地上のあちこちで咲いていると思いますがある程度群生してないとなかなか目に入りませんね
まだ花が咲いていましたが
さすがにもう10月中旬殆ど果実になっていました
2本の花柱が先端で合着した変わった姿になっています
種子をばら撒いてみました、楕円形の種子、大きさは0.5mm以下
まさしく白米、黄褐色になるようでまだ十分熟してないのかもしれない。微細な凹凸があるそうですが流石に無理でした

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