アブラギリトウダイグサ科アブラギリ属
(2018年6月撮影)
山道脇から枝を伸ばして葉を広げているアブラギリ、去年は花を咲かせなかったが今年は無事開花、環境次第で花を咲かせたり咲かせなかったりするんでしょうか、来年はどうだろ
シナアブラギリに比べて一月くらい後から咲いてきます
油桐という名前から勝手にギトギトしたイメージを持ちますが真っ白な清楚な花です
花柱は3本、更に先端が2裂する。雌雄異花だそうだが雄花は見当たらず、2年前のを見ても雄花は撮ってない
子房に毛が生えている。花弁基部は開花後暫くしてから赤くなってくるそうです、これもそうかな、花柱があまり開いていないとこも開花間もないことを思わせます
葉は互生で卵形〜広卵形、浅く3裂することが多い。片手で枝を抑え右手で撮影するので撮るのが大変
葉柄基部に蜜腺がある、これに柄があるのがシナアブラギリとの一番の違い
(2016年6月撮影)
初めてのアブラギリ、山道で上に空間が開いているので日を求めてその方向に枝を伸ばしていた
シナアブラギリより一足遅く咲くようです
花の咲き始めは白いが暫く経つと花弁基部が紅色を帯びてくる、この花序の中でも紅色が濃いのや殆ど無いのが見られます
雌雄異花でこれは雌花、雄花は見当たらなかった
雌しべは3本、柱頭が2裂
花弁が落ちてむき出しになった子房、果実の頃来てみなくては
葉は3浅裂することが多い、基部は心形で葉柄が赤い
葉身基部に蜜腺がある、これに柄があるのがシナアブラギリとの最大の違い。葉は両面とも無毛だが裏面の葉脈基部に僅かに毛が生える

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