アブノメオオバコ科アブノメ属 芽生え
(2021年9月撮影)
休耕田に咲いていたアブノメ、入ってすぐの場所でよかった、草茫々なので奥の方だと探さなかっただろうな
見ただけでも30株以上は咲いていました
茎頂部辺りに花を咲かせる、葉柄から花柄を伸ばしている様子が分かる
花冠に微毛が生えているのかキラキラしています、花冠奥に蕊が見えていますが外に出てくることはありません
下唇は3裂、中央裂片は浅く裂ける、上唇は2裂と言ってもごく浅い
これなんか上唇は裂けていない、中央裂片は縁が彩られ中央部は白く抜け基部に濃い斑紋がある
茎上部や花柄に微毛が生えている、腺毛かもしれません
葉は対生で先端が丸みを帯びる、よく似たサワトウガラシは尖る、下部の葉の花は閉鎖花、花柄がありません、茎は中空だそうで透けているように見えます
こちらは花柱が残っているし花柄もあるから果実でしょうね
自然公園の山をバックに撮影
青空バック、花が上向き加減だからこれは上手く撮れました
花冠がキラキラ
こちらはシソクサが咲いていた秋吉台の田んぼ、株が残っていたので咲いているかなと思ってきてみたら咲いていました、2週間しか経ってないのにもう蘖が伸びてきています
複数の花を咲かせている、もう萎んでいるのもあります
首を引っ込めている(違)
他にも幾つか咲いていましたが咲いていない方のが多かった、シソクサは全く見かけず、ちょうどいいタイミングで行ったのかもしれない
(2018年8月撮影)
水田に生えているアブノメ、画面中央やや右辺りが根本で左上矢印が花です、これで高さ30cm程、ちょうど稲が実る頃咲くので稲刈りとの競争です。稲刈り後でも咲くこともあるけど確実じゃないしね
葉腋から花柄を伸ばして花を咲かせる、一見茎頂部のように見えますが痕跡程度の葉から出ているのがわかります
こちらは頂部直下の花、長い花柄を伸ばしている、葉は小さい
淡赤紫色の花はお気に入りだけどどうしても白飛びします、上唇3裂、下唇2裂とシソ科とは逆、蕊は引っ込んでいて見えない
これがベストの露出、キラキラ輝いている
成長の途中で閉鎖花をつけるそうでこれは閉鎖花の果実かな、普通無柄だけどこれは短い柄がある
葉は無柄で対生し狭長楕円形または披針形、根本辺りでも葉は小さい
この田んぼでは割と見られこの日は5つ花を見つけました。環境の良い田んぼじゃないと生えないそうで今のとこ見ているのはここだけ、他にもいろんな水田野草が見られお気に入りです。この日田んぼのオーナーさんに会って話をしましたがこんな雑草をはやしているようではよくない、なんて言ってましたが環境がいい証拠だよ、どんどんはやしてください(笑&願望)
芽生え(2015年8月撮影)
アブノメの写真を撮った田んぼ、咲いていた花は少なかったけど数だけは多かった。葉が特徴的で分かりやすい、左上の大きな葉はコナギ
茎を伸ばし始めた頃の株、地面際に伸びているのが子葉なのかな。右上に見えているのはミズマツバか、キクモか
地面に多く見えているのがアブノメの芽生えかな、ちょっと数が多すぎるような気もする。まだ稲刈り前で湿地状態だし稲刈り後だと地面が撹乱されて殆ど分からなくなる

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